ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第9巻より

2017年(平成29年)3月4日 ベストグループ中国・四国見聞会 ③

お金のことで一喜一憂しない人間になるのです。病気のことで一喜一憂しない人間になるのです。つまり真理に到達すると、この世のことで一喜一憂しない人間になるのです

普通の人は、自分の力では真理に到達することはできません。インドでは家族を置いて、財も捨てて、欲望を何もかも捨てて、裸一貫で偉大なる方につながる努力をしても、つながる方はほんの僅かなのです。

同じように、日本でも何もかも置いて真理に到達したいという人はいないと思います。妻がいても、子供がいても、仕事も財もあろうと、何があっても到達できるとしたら、到達したいと思うでしょう。

真理が分かると、この世のことが全部上手くいくのです。必要ならば、この世のものを手に入れて下さるのです。体も健康を維持できるのです。

私は七十二歳ですが、健康です。生活も少しは安定しております。この世の中で真理に達成したということは、苦しみから解放されたということです。

ベストグループでは病気になる方が少ないようです。仕事が安定する方も多いようです。家族が仲良くなる方も多いようです。この世のことが良くなるのは、人間的に素晴らしくなるから良くなるのです。

命の存在が分かり、真理に到達した方は、真の指導者です。自分の損得が強い方が、どうして人を指導できるのですか。自分が悩み、苦しんでいる方が、どうして悩み、苦しみがない人を育てることができるのですか。

悩み、苦しみを乗り越えた方しか育てることができないのです。私と付き合った方は「心配、不安はありません」と言います。「怒りも憎しみもありません。恨みもありません」と言います。そんな世の中になった方が良いのではありませんか。

私も含め、みんな善くない心を持っていたのです。私だって経営者時代、飛び込み訪問販売ではトップクラスの営業マンになったことがあるのです。当時の私は、とても欲望が強かったかも知れません。

そんな人間でも、少しは善い人間にならせて頂いたのです。人類や社会のお役に立ちたいという心根があるならば、その土壌のもとに命の根が張っていくのです。

人類や社会のお役に立ちたいという心根がない方は、ベストグループに参加しても辞めていくのです。人類や社会のお役に立ちたいという正義感のない方は難しいです。ありがとうございました。

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